意識療法士まさよのコンテンツ一覧
最近小さなお子さんをお持ちの方や
妊婦の方とお話しする機会があります。
自分のスイスでの子育て時代のことを振り返り
実践して個人的にあれは良かった!
と言う方法などをご紹介したいと思います
まず１回目は
最初の子供の夜泣きがひどくて
睡眠不足で体も心もしんどかった時に
実践した夜泣き解消法についてです
当時定期的に通っていた
スイスの母親相談員 (Mütterberaterin) に
夜中に子供に度々起こされて
まとまった睡眠が取れないと相談したことがあります。
おしっこがおむつにいっぱいになったわけでも
おっぱいが欲しいわけでもない。
抱っこすると泣き止んで眠るが
そっとベットにおろすと泣き出す。
もしくはベットに置いてしばらくするとまた泣き出す。
お子さんがいらっしゃる方は経験あるかと思います。
赤ちゃんはおっぱいを飲んで
うんちして
寝て
昼間外に行っていろんなものを見たり
遊んだりするのが日課ですよね。
それがお母さんが夜まとまった睡眠が取れないと
昼間子供と遊んだり、外に行ったりする元気がない。
それは赤ちゃんや子供にとって良くないですよね。
そして当時の私の状況を察して
スイスの母親相談員 (Mütterberaterin)が
ある１冊の本を貸してくださいました。
本の題は
“Jedes Kind kann schlafen lernen.”
どんな子供も寝ることを習うことが出来る
なんでも新しいことに取り組んでみたい
タイプの私は本を一気に読み終わると
この画期的な方法に引き込まれました
日本では添い寝の習慣がありますが
スイスでは一般的に赤ちゃんの時から
子供部屋に赤ちゃんのベットを置いて
両親と別々の部屋で寝かせることが多いです。
この方法は最初の３、４日は大変でした。
私がこんなのをしていると義理の母に伝えると
疑問視してたみたいです。
しかし、後で義理の母にも今はこんなやり方も
あると理解してもらえました。
その結果、その後の子育てが断然、楽になりました。
お陰様で産後鬱とか経験せずにすみました。
次男の時は生後２ヶ月か３ヶ月かの
早い段階でこの方法を実践して
長男の時より短い期間で彼は
夜、眠りにつく・熟睡する方法を習得しました。
さていよいよ実践編です。
私が２２年前に
スイスの母親相談員から借りて本を読み即実践した
Jedes Kind kann schlafen lernen.
どんな子供も寝ることを習うことが出来るについてお伝えします。
この本はドイツ人の心理療法士・行動療法士 Annete Kast-Zahnさんが
１９９５年に出版された本です。
Kastさんは３人のお子さんを持つお母さんでもあります。
この本は出版されてから１１年の間に７０万冊売れたベストセラーとのこと。
私が実践したのは１９９７年だったので
まだこのやり方がそこまで浸透していなかった時代かもしれません。
まず赤ちゃんが泣く原因は
お腹が空いている
おしっこがおむつにいっぱい
お腹が痛いなどあるかと思います。
それではない理由の１つとして
赤ちゃんは泣けば誰か来てくれる！
抱っこしてくれる！
といつの間にか知っているんですよね。
（もちろん抱っこやハグはとっても大切。普段いっぱい抱っこしてハグして
愛情を注ぐそこは大事）
このやり方を始める前に
いくつかの点を見直して赤ちゃんの生活リズムを
習慣づけてあげてください。
１. 赤ちゃんにおっぱいの時間
小さな子供なら食事の時間と
寝る時間などをきちんと決める
2. 抱っこする
おっぱいをあげる
哺乳瓶でミルクをあげることと
睡眠に入るのは分けて考える
3. 夜、赤ちゃんをベットに寝かせる前に
赤ちゃんとするお決まりの習慣を決めましょう。
例：一緒にお風呂に入ったり
優しく語りかけたり
絵本を読んだりなど
そして寝る時間になると
赤ちゃんが目覚めている状態でベットに置き
赤ちゃんにおやすみを伝え部屋のドアを閉めて出る
起きて（目覚めて）いる状態でベットに置かれるのは
今までにない習慣でびっくりして
赤ちゃんはすぐ泣きだすはずです
赤ちゃんは今までのように泣いたら
お母さん、お父さんが来てくれるのを
知っているのでそれを要求して泣きます
そこですぐに赤ちゃんのところに行かずにしばらく待ちます。
最初は３分がたぶん限度かと思います
３分経ったら赤ちゃんのところに行き
１、２分そばにいてください
体やほっぺたなどをやさしく撫でてあげてください。
なぐさめてあげて、優しく語りかけてください。
抱っこはしない！
赤ちゃんに伝えてあげる言葉:
“大丈夫だよ
私はここにいるよ
でもあなたは一人で寝むりにつくことを
習わないといけないよ”
赤ちゃんは言葉が理解出来なくても
お母さんやお父さんの声で
安心感や温かさ、愛情を感じるようになります
赤ちゃんが激しく泣いた時は
あえて短い時間で部屋をまた出てください
部屋のドアは閉める
１０分以上泣かせることはしないでください
いよいよ実践編です。
赤ちゃんが目覚めている状態でベットに置き
赤ちゃんにおやすみを伝え部屋のドアを閉めて出る
１日目 1回目 部屋を出て３分後に赤ちゃんのところに行く
A: 赤ちゃんのところに行き１、２分そばにいてください
体やほっぺたなどを撫でてあげてください。
なぐさめてあげて、優しく語りかけてください。
抱っこはしない！
赤ちゃんに伝えてあげる言葉:
“大丈夫だよ
私はここにいるよ
でもあなたは一人で寝むりにつくことを
習わないといけないよ”
そしてドアを閉めて部屋を出る
２回目 ５分後 Aをする
３回目 ７分後 Aの繰り返し
4回目以降は７分置き “
２日目 1回目 ５分後Aをする
２回目 ７分後 Aの繰り返し
３回目 ９分後 “
4回目以降は９分置き “
３日目 1回目 ７分後Aをする
２回目 ９分後 Aの繰り返し
３回目 １０分後 “
4日目以降は
１０分置きに赤ちゃんのとこに行き、Aを繰り返す
長男の時は確か１０日くらいかかりました。
次男の時は早い時期にやったせいか４、５日で成果が出て
私の育児がだんぜん楽になりました。
この方法は成功するまでの期間は赤ちゃんに
泣かれてしんどいかもしれません。
しかしこれからの長い育児が楽になることを考えると
私は個人的に実践して良かったと思いました。
次男が生まれて赤ちゃん返りをして手がかかった長男。
次男を昼寝させて、夜も先に寝かせると
長男とじっくりと遊んであげることも出来ました。
２歳、３歳とかで、はい、もう寝る時間よと
子供部屋のベットに連れて行くと
おやすみ！で
一人で寝てくれるのが当たり前の習慣になりました。
子供達が一人で寝ついてくれて
夜は主人とゆっくり二人の時間を
過ごせたり、自分の時間が持てたのはラッキーでした。
私の記憶が曖昧な点もあるかと思います。
もし実践される時はこの本を一回きちんと読まれてから
実践されることをお勧めします。
このやり方はもちろん賛否両論があるようです。
私の子供達がうまくいったので
勧めると言うものでは決してありません。
たくさんある育児法の中の
１つとして紹介させてもらいました。
何を選ぶか
何が自分に向いているか
何をするかは
どんなやり方をしてみるかは
自由です。
言えることは１つ！
お母さんが幸せだとエネルギーもいっぱい
そのエネルギーは赤ちゃん、子供へと。
次回はこんな赤ちゃんの抱っこ、あらっ不思議、泣きやんだ。
をお伝えします。
★ まさよのメルマガ等のご案内★
【無料】スイス生活に馴染むための７つの秘訣をステップメールでお届け！
【無料】スイスからお届け！痛み・不安・恐怖にフォーカスした人生からワクワク輝く人生へ まさよのメルマガ
★ ４次元ポケットにいれておきたい、魔法のアイテムを見つける
意識の解放ワークショップ★
２０１９年９月２１日（土）
スイス時間８：００から１０：００（スイスから現地参加もしくはネット参加の方）
日本時間１５：００から１７：００（日本からズームを使ったネット参加の方）
～今まで自分で見つけることが出来なかった
砂の中に埋まっている宝石を見つけよう！～
【女性限定】スイス、日本、もしくは今生活している世界中のどこかで主婦、家事、子育て、母親業、シングルマザー、ボランティア、仕事で頑張っている方、
年齢、滞在年数に関係なく輝く未来を見つけたい方
【効果】自分のために何かできる、自信がでる、踏み出す勇気が手に入る。
ワクワクする未来が手に入る！
日本語とドイツ語で開催
ワークショップのお申し込みはこちら
↓↓↓
