皆さんは
子供の頃、親に干渉して育てられましたか?
それとも放任主義?
私は幸か不幸か鹿児島のど田舎で
放任主義で育てられました。
人それぞれ育った家庭・環境が違うので
子育てにはどれが正解でどれが間違いはないと思います。
だから今日は私の体験したことを書かせてもらいます。
私には3つ上の姉と
2つ下の弟がいますが
母曰く
3人の中では私は変わった子だったそうです。
幼稚園時代に
外人と結婚する宣言していたり
気に入らないことがあると
大人でも文句言ったり
電話で苦情言ったり
歩くと1時間以上かかる祖母の家から
何かに腹を立てて急に一人で
外に飛び出して歩いて帰ったりするような子で
親戚のおばちゃん達が今でも
まさよは頑固な子供だったよねーと
いじってきます。
だからかどうかはわかりませんが
私が決めたことは
特に親に反対もされたこともなく
高校も、就職も、再就職も再々就職も
極め付けは国際結婚も特に反対されませんでした。
相談とかしないで
いつも事後報告でした。(笑)
だから挫折や失敗もたくさんしていますが
その都度自分で悩んで考えて
自分で決めて生きて来ました。
長男(もうすぐ22歳)も私に似たところがあり
幼少時からなかなかの頑固者でした。
彼はスイスの中学を卒業後
スイスの職業訓練はElektroinstallateurを選びました。
日本だと電気工事士でしょうか。
スイスの若者の70%は
Lehre: レーレと呼ばれる職業訓練の道に進みます
↓↓↓
スイスの職業訓練制度について
それに決める前は大工、Zimmermanでした。
僕は高いところでする仕事が好きだ。
お母さん達が反対しても大工になるんだ!
叫んでいたんで
大工いいね。応援するよ、なりなさい!
と伝えました。
でも大工は狭き門で
どこの会社からも採用されなくて
Elektroinstallateurに進路変更
いくつかの不採用通知の後に
2つの会社から採用の知らせが来て
大きい会社の方に決めた彼
勉強はミニマリスト(必要最低限しかやらない)で
なんとかかんとか留年せずに4年生まで上がり
そんな時に主人が急逝したのは
2017年3月のことでした。
2ヶ月後には人生の中の大きな試験
と言うべき
LAP(Lehrabschlussprüfung)
職業訓練連邦国家試験を控えていました。
職業訓練先の会社のマイスターは
彼のギリギリの成績と
父を亡くした彼の精神状態を考慮して下さり
LAP(Lehrabschlussprüfung) を
予定の5、6月から秋に変更するのを
打診して下さいました。
しかし彼は予定通り
5、6月に受けると即答しました。
もし受からなかったら
面倒だから再試験はしないとも言いました。
彼の出した答えを尊重して
私が彼に出来ることは
彼はきっと合格する、大丈夫だ!
と信じてあげることだけでした。
それ以外は口出しすることはしませんでした。
もしうまくいかなったら
それは彼の責任
彼が自分で決めたことだから。
5月に筆記試験があり
6月に入って丸3日間に渡り、実技試験がありました。
その実技試験の二日目に
まさかの痛恨の朝寝坊 (>_<)
場所はチューリッヒ湖の向こう側の
Hörgenと言うところで電車で行くと
絶対間に合わない。
さすがここはほっておけなかった母ちゃん。
パジャマの上に上着を引っ掛けて
朝のラッシュアワーのチューリッヒ市内を通り抜け
スピードを気にしつつ車を試験会場へと
走らせた!
試験開始5分前に到着し
セーーーフ。
手応えは微妙だったようで
試験最終日にどうだった?
と聞くと
通知の手紙が来るかもと不安げなひとこと。
でもきっと大丈夫な気がしてました。
彼の職業は不合格なら
手紙で通知が来ると言うシステムで
その通知がポストに入っていないか
ハラハラしたのを覚えています。
結果は合格!
緩和病棟に入院していた
スイスのおじいちゃんに
合格通知を見せれたのが幸いでした。
もしかして彼は死期の
迫ったおじいちゃんに
合格通知を見せたかったから
あえて試験を延期しなかった!?
その通知をおじいちゃんに知らせたら
初孫の快挙にとっても喜んでくれました。
おじいちゃんはそれから10日後に天国へ。
これからも長男は彼の好きなように
自分の軸を曲げずに
自由に生きていくことでしょう。
私が変わらずやってあげれることは
彼のやりたいことを信じてあげることのみ。
私の母が私にしてくれたことと
同じことを彼にもしてあげる。
ただそれだけ。
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2019年9月21日(土)
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